@ ロングフライトはビジネスクラスで  
     
A メキシコまで無料ビジネスクラス(特典旅行)  
     
B 悲惨なカンクンのエアポート  
     
C お帰りはファーストクラスへ有料アップグレード  
     
D 一般情報  
     
     
@ ロングフライトはビジネスクラスで
  私は、2008年の2月、ユナイテッド航空のビジネスクラスに乗って、メキシコのカンクンまで行ってきた。マイル利用の特典旅行である。

2月8日、午後2時、中部国際空港に到着。ユナイテッド航空エコノミーのカウンターには既に長い列が出来ている。その列をチラッと横目で眺めながらビジネスクラスのカウンターへ行く。優越感を感じる瞬間(私の心は貧しく、いやしい?)。ほとんど待ち時間もなく極めてスムーズにチェックインをし、その後、ラウンジ(写真1)に直行する。

ここはスターアライアンス共通ラウンジで、規模が小さいわりに食材が豊富(写真2)である。いなり寿司、のり巻き、サンドイッチ、ベーグル、おにぎり、カップメン、チーズ、スナック菓子、アルコール飲料、ソフトドリンク等、かなり充実している。もちろん、全部無料。

私は、お昼をごく軽くすませ、このラウンジで第二の昼食(写真3)にした。やはり海外旅行に飛び立つ前に、ビジネスラウンジでゆっくりくつろぐと気持ちがいっそう盛り上がる。

午後4時半、サンフランシスコ行きユナイテッド航空830便(17:05発)に搭乗する。機種はボーイング777-200。ビジネスクラスの座席配置(写真4)は横2−3−2の7席。エコノミーは2−5−2の9席なので、2席少ない分だけビジネスクラスの座席幅が広い。また、飛行機の丸窓をビジネスクラス1人で3個程度占有している。エコノミーは1人1個程度なので、概算すると、ビジネス席1人分でエコノミー席4人分の広さを占有している。食事や他のサービスの差も考えればビジネスクラスのチケットがエコノミーより4〜5倍高くてもしかたがないと思う。

私は予約の段階でビジネスクラス最前列通路側の8F席を指定しておいた。この席を選んだ理由は、席の前がファーストクラスとの壁になっており、前列の座席が倒れてこないからである。隣りは空席。自分1人の世界にひたれる。快適なフライトが楽しめそうである。

水平飛行になってから待望の夕食がはじまる。座席から大きめのトレーを出し、フライトアテンダントが白いテーブルクロスを敷いてくれる。エコノミー常連客の私はこれだけでも気分が盛り上がる。次に、コースメニューを紹介しよう。

@前菜(写真5)「スモークサーモンのグリル、プロシュートハムのブルスケッタ、野菜巻き寿司、生姜添え」
サラダ「季節の葉野菜」暖かいパン。いずれもおいしく全部食べた。
Aメイン(写真6)「牛ヒレ肉のステーキ」つけ合わせは「ハーブをちらしたベークドポテト、さやいんげん、にんじん、ピーマンのソテー」。美食に慣れてきたせいか、ステーキの味に感動はない。普通のうまさ。ハーブをちらしたポテトがうまく感じた。
Bデザート(写真7)「世界のチーズセレクション」か「ラズベリーケーキ」の選択であったが、私は両方もらった。要求すれば喜んで(?)提供してくれるので、遠慮なく申し出しよう。いずれもおいしく、全部食べた。

このようにビジネスクラスでは時間をかけてフルコースのディナーが味わえる。エコノミーの料理との違いは明らかである。しかし、ビジネスとエコノミーの本質的な違いは座席にあると思う。

ビジネスクラスの座席はかなり深くまでリクライニング(写真8)でき、夕食後、席を倒してゆっくりくつろいだり仮眠もできる。ここが、エコノミーとビジネスの決定的な違いであろう。特に、欧米への10時間を超えるロングフライトは体にきつい。中高年にとってはビジネスクラスは体に優しく魅力的である。

ゆっくりフルコースのディナーを味わい、その後は映画を見たり、読書したり、眠たくなればシートを最大限倒して仮眠する。眠れなければ起きあがってコーヒーを注文し、旅先の下準備でもする。そうすると夢がどんどん広がり知らぬ間に時間が経ってしまう。

サンフランシスコ到着の前の朝食は2種類より「スクランブルエッグとレッドチェダーチーズのクレープ、マッシュルームクリームソース、カナディアンベーコン」(写真9)を選択。日本時間では真夜中の時間帯なのであまり食べれない。半分くらい残す。

名古屋からサンフランシスコまで9時間を超えるフライトであったが、誠に快適な空の旅ができた。
 
     
A メキシコまで無料ビジネスクラス(特典旅行)
  世界の航空会社は生き残りをかけて世界中で熾烈なサービス合戦をしている。利益率の高いビジネスクラスは航空会社にとってはドル箱。それ故、ファーストクラスの代名詞であった「フラットシート」をビジネスクラスにも導入し、優良顧客の囲い込みを図る。フラットシートの新ビジネスクラスは今や珍しくない。ユナイテッド航空も現在、新ビジネスシートを導入中である。

フラットでなくてもビジネスクラスは素晴らしい。問題はチケットの代金である。もし、メキシコ(カンクン)まで、ビジネスクラスのチケットを買うと、いくらになるのか?私はユナイテッドのホームページから、同日程(2008年2月)で代金を調べてみた。約57万円(税・燃料サーチャージ代含む)であった。これでは普通の庶民には手が出ない。金銭的に余裕のある人達は大いにお金を出してビジネスクラスに乗って頂きたい。それが航空会社の経営を助ける。しかし、庶民はマイルに頼るしかない。

各航空会社は顧客の囲い込みのためにマイレージプログラムを提供している。ユナイテッド航空は世界の航空連合である「スターアライアンス」の盟主で、ユナイテッド航空の「ユナイテッド・マイレージ・プラス」は私にとって非常に使い勝手がいいプログラムである。私は海外旅行の時は必ずスターアライアンスの飛行機に乗りマイルを集める。

日本からメキシコまで無料ビジネスチケットに必要なマイル数は9万マイル。集めるのに苦労したが、これでカンクンまで、全線往復ビジネスクラスで行ける。実際に私が払った代金は11630円のみ。燃料サーチャージ代にもみたない。57万円が1万円になるのだから、私は日頃からせっせとマイルを貯めている。

この日はトランジットのためにサンフランシスコのホテル「コートヤード・バイ・マリオット・サンフランシスコ・エアポート(オイスターポイント・ウーターフロント)」(写真10)に1泊した。2月の週末料金で、ルームチャージ$132(約14500円、朝食なし、諸税込み)。
私の部屋はベイサイド3階の352号室。マリオット系列らしく上品にまとめられた客室(写真11)。部屋からの眺め(写真12)もなかなかいい。しかし、窓は完全にロックされている。時差の関係で頭がボーとしているので、とりあえず仮眠する。

部屋で仮眠したら、頭がすっきりしたので散歩に出かける。入り江に沿って遊歩道が整備されており、時折、散歩の人やジョギングの人と出会う。ここ「オイスターポイント」は野鳥が群れる美しいウーターフロント(写真13)であるが、残念ながら、水は汚く、少し泥の匂いがする。今回は単なる時差解消とトランジットのためのホテル滞在であった。
 
     
B 悲惨なカンクンのエアポート
  2月9日(土)AM6:00ホテルでは何も食べず、サンフランシスコ空港(写真14)へ急ぐ。空港のビジネスラウンジでゆっくり朝食を!これが、ビジネスクラスの旅の醍醐味。しかし、カンクン行き出国ゲートは閉まったままで7時からしかオープンしない。しかたがないので、カフェテリアでコーヒーを飲みながら少し待つ。

朝7時、インターナショナル・ターミナルに入って急いでラウンジへ行く。しかし、何と言うことか、ラウンジのドアーは固く閉じられ、案内表示には朝8時からのオープンと書いてある。私のフライトは8時35分、ラウンジで朝食をとる時間はない。これにはガックリきた。しかたがないので狭いカフェで軽く朝食にした。

スモール・フルーツ・サラダ($4.95)ドーナツ($1.35)レギュラー・コーヒー($1.75)合計約800円払った。参考までに、ハム・チーズサンドイッチ($6.95)クラブサンドイッチ($7.95)。1$=100円換算しても結構高い。「日本の物価は高く、外国は安い」という時代は過ぎ去ったようである。

朝、8時40分、ボーイング757-200はカンクン目指して離陸した。座席配置はエコノミー(横3ー3)ビジネス(横2−2)。太平洋路線の大型機と比べるとかなり見劣りする。ビジネスクラスでもリクライニングの角度はあまり深くない。しかし、昼間のフライトで、寝る必要もないのでそれ程苦にならない。

私の席は1−A。つまり最前列の窓側。幸い見事に晴れ渡った朝だったので、素晴らしい景色を楽しむことができた。サンフランシスコ上空からの大パノラマを眺め(写真15写真16)、しばらくすると眼下に大きな湖「タホ湖」(写真17)が見える。この周囲にはスキー場が沢山あるという。雪をかぶった山脈(写真18)も見える。
朝10時頃から、機内で朝食(写真19)がはじまった。メインプレートにはチーズ入りオムレツ、ハム、ソーセージ、ポテトとオニオンのつけ合わせ。サイドにはフルーツ盛り合わせ、そして、パンとコーヒー。まずまずの味である。

サンフランシスコからカンクンまで約5時間半かかる。全米を横断するくらいの距離を飛ばなければならない。しかし、ビジネスクラスの座席は座り心地がいいので音楽を聴いたり読書をしているうちにカンクン空港に到着した。現地時間、午後4時、今日はこれからバスとフェリーを乗り継いでコスメルまで行かねばならない。先を急ぐ。

しかし、土曜の夕方のカンクン空港の入国カウンターの混みようは尋常ではない。どこに列の最後尾があるのか分からないくらいの「大群衆」なのである。とりあえず左端の後ろに並ぶ。しかし、列は全く動かず、その間にも次々に新しい客が後ろから来る。じっと待つしかない。結局入国するのに1時間半くらいかかってしまった。

さらに、カンクン空港のビルを出てみると再び大勢の旅行客でごった返している。大型バス乗り場が近くに見あたらないので、とりあえず、シャトルタクシー(小型バン、$24)に乗りプラヤ・デル・カルメンに行く。そこからフェリー($12)に乗って、コスメルのサンミゲルへ、さらに、タクシー($30)でホテルへ向かう。周囲は既に真っ暗である。目的のホテル「リーフクラブ」に到着したのは午後9時半頃になってしまった。カンクンでの入国の時間ロスは大きい。


2月16日(土)私は1週間のメキシコ(コスメル)滞在を終えてカンクン空港に向かった。今日のフライトは16:51発サンフランシスコ行きユナイテッド1086便。いつものように出発の2時間前にカンクン空港に行く。予想通りユナイテッドのカウンターは長蛇の列。今日は土曜日でカンクンでの1週間のバカンスを終えた人達が一斉に帰る。それにしても多い。再び大群衆なみである。でも、大丈夫、私はビジネスクラスなのでこの列に並ぶ必要がない。上級クラスカウンターを探す。

しかし、何ということか「ファースト・ビジネスクラスカウンター」が設置されていないのである。係員に聞いても「ない」との返事。結局、1時間半くらい列に並び、ぎりぎりセーフで飛行機に乗った。もちろんビジネスラウンジで優雅に過ごす時間はまるでない。これは大誤算である。

カンクンで知り合った宮田さん(サンフランシスコ在住、同じ便のビジネスクラス搭乗)にそのことを話したら、彼は「カウンターのマネージャーに抗議して優先チェックインした」「高いお金を払っているのだから、優先されて当たり前、上級クラスカウンターがないのはおかしい」という返事だった。


それを聞いて私は大いに反省した。ユナイテッドのミスは明らかで、自分の権利を行使しなかったのは私の失敗である。こういう時にこそ、堂々と主張(英語で)すべきであると思った。

飛行機に乗ってしまえば快適、私の席は再び1A(最前列窓側)。離陸してすぐ眼下にカンクンのホテルゾーン(写真20)が見える。飛行機は雲を突き抜けてどんどん上空に向かい、窓からの風景が刻々変化する。夕焼けに染まるカリブ海(写真21)を見ながら私はホット一息ついた。それにしても行きも帰りも悲惨なカンクン空港であった。次回来るときは何らかの対策が必要である。

サンフランシスコまで6時間弱のフライト、気分を変えてビジネスクラスのフライトを楽しむ。まずは、ゆっくりディナー(写真22写真23)を味わい、食後はコーヒーを飲みながらコスメル滞在の日記を書く。旅行中に旅日記を書くというのは大切な事で、記録に残しておかないと何をしたのかすぐ忘れる。そのうち眠たくなってきたので少し仮眠する。5〜6時間くらいはすぐ経ってしまい、現地時間20:50サンフランシスコ空港に到着した。ビジネスクラスはやはり快適である。
 
     
C お帰りはファーストクラスへ有料アップグレード
  私はサンフランシスコのエアポートホテルで1泊し、翌日サンディエゴに飛び、7万トンの豪華客船『ドーン・プリンセス』に乗船、1週間のメキシカンリビエラクルーズを楽しんだ。その後、2月26日、サンフランシスコ空港に到着。

ファースト・ビジネスクラス専用カウンター(写真24)でチェックインする時、嬉しい出来事があった。カウンターのお姉さんから、何と「ファーストクラス」への有料アップグレードの申し出を受けたのである。追加代金は$529(約6万円弱)。今回はマイル利用の特典旅行なので、この値段で実質片道ファーストになる。ファーストクラスの値段の高さ(普通に買うと片道50万円以上)を知っている私は迷いもなくOKをし、クレジッドカードで支払った。

実は、あまり知られていないことであるが、ユナイテッド航空は、当日ビジネス・ファーストに空席が多めにある場合、カウンターで有料アップグレードのサービスをしている。プログラムの名前は「Upgrade for Cash」。

私は今までに2回この有料アップグレードを利用した。1回目はサンフランシスコ→名古屋便($500+α)、2回目は成田→ワシントン便($600+α)いずれもエコノミーからビジネスへの有料アップグレードである。エコノミーからファーストは不可。ただし、この「Upgrade for Cash」はユナイテッド側からは一切宣伝していない。「知る人ぞ知る隠れた裏技?」

私は以前より、ユナイテッド航空の「マイレージ・プラス」のエリートメンバーでエコノミーチケットの時でもビジネスカウンターでチェックインする。よって、一般のエコノミー客よりアップグレードの申し出の可能性が高くなるのかもしれない。それとも、カウンターのお姉さん達が私を上級クラスにふさわしい客と認めてくれるということか?私はいつも黒のジャケット・ワイシャツ姿で飛行機に乗る。好印象が大事!。自分勝手に解釈し、いい気分でファーストクラス・ラウンジ(写真25)へ急ぐ。

ただし、現在は「イージー・チェックイン」システムが導入され、コンピュータ画面で等しくアップグレードが可能になっている。ユナイテッド航空の格安エコノミーを購入し、当日、早めに空港に行き、コンピュータによる「イージー・チェックイン」をする。ビジネスクラスの空席次第で誰でも有料アップグレードの可能性があるので興味のある人は試してみては?

午前11時、ボーイング777はサンフランシスコ空港を離陸し、日本へ向かう。ファーストクラスの座席配置は横1列に1-2-1の4席のみ。私の席は1A、最前列で左側は窓・右側は通路、プライベート感覚抜群のユナイテッド・スイートである。窓からはサンフランシスコの海岸線と太平洋(写真26)がよく見える。

席に着くとパーサー(主席客室乗務員)が挨拶にきて、私のジャケットを預かってくれる。名刺もくれた。彼女の名前は「Linda Joy Lang」。フライト中色々お世話になる。次に、サンフランシスコ・名古屋路線のみに乗務する機内通訳「International Inflight Service Representative」の呉地知美さんの挨拶を受ける。

12席あるファーストクラスだが、今日は私を含めて4人しかお客はいない。4人とも離れて窓側の席に座り、まるで、書斎のように静かな雰囲気である。昨年の5月、私はユナイテッドのファーストでアメリカ(ニューヨーク)を往復をした。よって、太平洋路線のファーストに乗るのは今回で3回目になる。

慣れとは恐いもので、もうファーストクラスの感激が薄れてきた。
「ファーストクラスに乗ってみたい」というのは長年の私の夢であった。夢は限りなく広がるが、現実は有限である。よって夢は実現した瞬間が最高に楽しく幸せであり、体験しているうちに陳腐になってくる。夢が覚めるのは早い?

何とも贅沢な自己分析をしている内にパーサーが本日のおすすめワインリスト(写真27)を持ってくる。アルコールに弱い私だが、気分だけでも酔いたいと思ったので、食前のワイン(写真28)をセットしてもらう。そして、静かにディナーがはじまった。

@アペタイザー(写真29):「車海老のソテーとショ−トリブのワンタン、タイ風オーガニック・バーベキューソース、甘酢風味のキュウリのレリッシュ」実にうまい。
Aスープ(写真30):「ローストトマトと赤ピーマンのビスク」暖かいパンと共にスープを味わう。うまい。
Bサラダ(写真31):「季節の葉野菜に黄ピーマン、ミニトマト、ヒマカポテト、クルトン」新鮮でみずみずしく、全部食べる。
Cメイン(写真32):「仔羊肩肉のブレゼ、アプリコットカレー風味、クスクス、ほうれん草のソテー」ユナイテッドが特別に考案した新メニューというふれこみであったが、完全に外れた。半分残す。
Dデザート(写真33):2種類からの選択であるが、私は少量づつ両方もらった。「チーズセレクション、ぶどうとクラッカー添え」「苺、ブラウンシュガーサワークリーム添え」
Eデザート(写真34):「アイスクリーム」と「コーヒー」。

このようにして優雅な雲上のディナータイムが終了。メイン以外は誠に美味、十分満足した。

食事の後はパーソナルビデオで映画を見たり、読書したり、眠たくなればフルフラットのベッド(写真35)を作って休む。全く快適。それ程疲れもないし、昼間のフライトなので1時間も昼寝をすると目が覚めてしまう。起きあがってコーヒーを注文する。パーサーのリンダがコーヒー(写真36)をポットに入れて持ってきてくれた。チョコレートを沢山添えて。

リンダや呉地さんと時々お喋りをしたり、日記を書いたり、再びベッドにして音楽を楽しんでいると、いつの間にか時間が過ぎ、日本到着前の食事になった。選択したランチ「ペスト風味のチアバタブレッドサンドイッチ、メスキートターキー、直火ローストポテトのメドレー、フルーツアペタイザー」(写真37)は、私の口に合わない。はっきり言ってまずい。

機長より、富士山(写真38)が見えるというアナウンスがあったので、急いでカメラを出してシャッターを押す。そして、間もなく、ボーイング777は定刻より20分くらい早く中部国際空港に着陸した。

「何で早く着くのだろう…、もっと乗っていたい…」と内心では思ったが、そんな心は顔に出さず、フライトアテンダントの皆さんに快適なフライトのお礼を言って機外に出た。このようにして私のビジネスクラス(片道ファースト)の旅が終了した。
 
     
D 一般情報
 
◎ユナイテッド・セーバー/スターアライアンス特典チャート

日本から(1名利用、往復旅行/必要マイル)
  エコノミー ビジネス ファースト
日本国内
15,000
-
-
北アジア
20,000
30,000
40,000
南アジア
40,000
60,000
80,000
南アジア(全旅程ユナイテッド航空の場合)
20,000
30,000
40,000
ハワイ
40,000
60,000
90,000
北アメリカ (ハワイを除く)
60,000
90,000
120,000
カリブ諸国 / 中央アメリカ
60,000
90,000
120,000
南アメリカ
90,000
120,000
150,000
ヨーロッパ
70,000
105,000
140,000
ヨーロッパ(北アメリカ経由)
90,000
135,000
170,000
中央アジア
50,000
70,000
90,000
オーストラリア /ニュージーランド
50,000
75,000
100,000
オセアニア
70,000
90,000
120,000
中東
50,000
75,000
100,000
中東(北アメリカ経由)
90,000
135,000
170,000
アフリカ
70,000
90,000
120,000

詳しくはユナイテッド航空のホームページ(マイレージ・プラス)を参照。
http://www.unitedairlines.co.jp/jsp/ja/mileageplus/index.jsp

                                        (2008年4月 掲載)